私たちについて

面会交流とは

面会交流とは、夫婦の離婚後又は別居中に子どもを養育・監護していない親と子どもが面会等を行うことです。

離婚協議中、または離婚成立後の夫婦間のことですから、相手との信頼関係は崩れていることがほとんどです。子どもを連れ去られてしまうのではないか、面会の間ちゃんと面倒を見ることができるのかと心配する同居親と、子どもと引き離されたと思っている別居親との間で、双方が納得のいく面会を実施することはとても難しいことです。

しかし、子どもにとって面会交流は普段離れて暮らしている別居親と会える数少ない機会です。私たちは、その大切な機会を、その子にとってより「楽しい思い出」にしたい、面会交流に来てよかったと思える時間を過ごせるように手助けがしたいと考え、ベルフラワーKOBEを立ち上げました。

ベルフラワーKOBEでは、弁護士・幼稚園教諭などスタッフの職業は様々ですが、育児経験のある母親であることを共通点として、「自分の子どもがここで過ごすとしたらどうか」を常に考え、それぞれの特技を生かして面会交流のサポートを行います。

ベルフラワーKOBEの特徴

安心して面会できるプレイルーム

付添い型では、ベルフラワーKOBE施設内のプレイルームで面会を行っていただきます。
他の利用者さんと同じ時間に面会交流が重なることはありません。また、同居親と別居親がベルフラワーKOBEの施設内で出会うことがないよう、時間をずらす等の配慮をしています。

スタッフが子どもと別居親をサポート

子どもが楽しく過ごせるように、必要があれば子どもと別居親との関わり合い方についてそっとサポートができるように、面会交流の立会いは、基本的に保育の経験のあるスタッフが立ち会います。(予約が混み合う場合は、研修を受けた育児経験者が立ち会う場合もございます)

離婚調停期間中もご利用可能

調停期間中でも、一定の条件についてお約束いただける場合はご利用いただけます。
調停中の利用条件については、お問い合わせください。

ご利用の条件

  1. 父母間での面会交流実施が困難であること
  2. 同居親・別居親がともに当所の利用に同意していること
  3. 同居親・別居親がそれぞれ事前面談を受けること
  4. 費用負担について、父母間で合意ができていること
  5. 面会交流の頻度について、暫定的にでも合意ができていること

スタッフ紹介

  • 佐伯 高子/代表取締役
    PHMC株式会社代表取締役社長。
    元々当社は面会交流とは異なる事業を行っておりましたが、面会交流支援事業の存在とその必要性を知り、当社の一部門として面会交流支援事業を展開することを決意しました。
    現在子育て中の母としての経験も活かしつつ、利用者さんや現場で頑張るスタッフのサポートをします!
  • 小坂 祥子/弁護士・所長
    平成23年弁護士登録(兵庫県弁護士会所属)。
    弁護士として離婚事件に関わるなかで、様々な理由で当事者間で面会交流を行うことが難しいケースを見てきました。
    一方当事者の代理人として面会交流に立ち会うこともありましたが、面会交流に適した場所がないことで不便さを感じていました。
    私自身も出産し、子どもの大切さと同時に子育ての大変さを知りました。面会交流に関わる全ての人にとって居心地の良い場所を作れればと強く思い、ベルフラワーKOBEを立ち上げました。
  • めぐりん
    北六甲幼稚園 元園長。
    26年余り幼稚園教諭として幼児教育に関わってきた経験を活かし、子どもと別居親との面会交流の時間が楽しいものとなるよう、お手伝いします。
  • ぱぴさん
    孫からの「遊んで~!」の要求を適当にあしらうことなく真面目に相手をしてしまう、優しく頼れるベルフラワーKOBEのお父さん。

パンフレットダウンロード

ベルフラワーKOBEのパンフレットをダウンロードしていただけます。

パンフレット(PDF形式/5.2MB)